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ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~ ブログトップ
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まだ現地ではないですが [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 さて、2月である。
 このブログで2月といえば、アレですよ、アレ。
 そこで、もはや恒例行事となりつつあるやりとりを、先ほど同居する親とした。

 「ちょっと出かけてくるから」

 「あ、そう。何時頃帰ってくるの?」

 「夕方頃・・・18日のだけど

 ここでもうずいぶん前から云っているので、先に宣言する。

 今年こそ行きます、ポルトガル、ロカ岬。

 ただね。
 もちろん行くんだけどね、ポルトガル。
 行くんだけども――計画を練ってみると、日程と航空券の価格の都合上、どうにもあの日をロカ岬で過ごすのが難しい。
 では、あの日にちょうどいい具合の代替地はあるのかといえば――あった。
 毎年のこの旅のポリシーに則ったそれなりの代替地を思いついた。いやむしろ、ただ“ユーラシア大陸最西端”というだけのロカ岬より、そっちの方がふさわしいのではないかという場所。

 どこなのかは追々。
 ま、あの日まで2週間弱もある。それまで様々な地を、道を、“巡りながら”、そこへ辿り着こうかと。

 というわけで行ってきます。
 生きていればだいたい半日後に、また。
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ロンドン橋はそう簡単には落ちない。 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 あの日を迎える地とポルトガル以外、これといって考えがあるわけではなかったのだが、まあなるべくなら行ったことのない国、地域、街に行きたい。それが旅人の性というやつだろう。
 で、わたしはヨーロッパでひとつ、かんじんな国にいってなかった。
 なら、行かいでか――
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 ――イギリス、ロンドン。

 とりあえず本日は夕方に着いて、ふらふら夜歩きしただけなので、本格的な観光は明日からってことで。
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こんな夜の中じゃなくても愛は見つかったことがない [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 ロンドンには行ったことがないからただ来ただけ、というわけでもなく、じつはどうしてもやっておきたかった重大なミッションがふたつあった。
 そのひとつをまずはこなすべく、意気揚々と宿を出て最寄りの地下鉄駅へ着いたら、なんとロンドン地下鉄がストを起こしていやがり、意気消沈しながらもなんとか地上線を乗り継ぎ、辿り着いたのはロンドン・ナショナルギャラリー。
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 ロンドンでやりたかったこと、いややらなければならなかったこと。

 ひとつめは、“ターナーの機関車を観ながら山下達郎の『ターナーの汽罐車』を聴く”。

 なんと贅沢な。
 このためだけにウォークマンを持ってきましたよ、えぇ。

 いやしかしマジメなはなし、ここ、ボリュームがありすぎるので丸一日かけてまわりたいくらいなのだが、ふたつめのミッションのため、少し早めに切り上げた。

 そしてむかった先は――
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2014年散財の旅 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 ――ケンプトンパーク競馬場。
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 ふたつめのミッションは、“本場イギリスで競馬観戦する”。
 すいません、まともで。

 本日は全レース、平地のオールウェザーコース。せっかくなら、いかにもイギリス競馬っぽい、芝、障害レースを観たいところだが、日中を有効活用するべく、ナイター開催をしているここを選んだわけだ。
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 もちろん、ただ“観戦”するだけではなく、馬券も買ったわけだが。
 イギリスに来たってなにも変わらない。
 全7レース。
 もちろん、全部ハズしましたよ、えぇ。
 なかには出走取消があって僅か3頭立てのレースもあったのに。

 ただ、ちょっと言い訳と自慢をするけどね。
 レースプログラムを見たって何が記載されてるかまったくわからないから、すべてパドックでの見た目だけで判断していたのだがね。
 最終レース、どう見ても実力、調子ともにずば抜けて見える馬がいたのだが、後でオッズをみたら、単勝がなんとEVEN。100円返しですよ(締め切り間際に1.1倍になったが)。さすがにこれでは買えないので別の馬を選んでみたものの、案の定、その人気馬が勝ってしまった。
 「おれの目に狂いはなかった。さすがおれ」と、いいたいところだが、だったら他の6レースも当てろよって話で。

 というわけで、誰か10円くれ。
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ロンドンロンドンたのしいロンドン [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 ロンドン観光は、本日はやくも最終日。なので詰め込むだけ詰め込んだ。
 まずはテート・ブリテン。
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 ターナー展やらラファエル前派展やらで、テートの所蔵品がごっそり日本に来てるという事実からは目を背けることにする。

 ふたたびのロンドン・ナショナルギャラリーの後、あのフリーメイソンの本部へ行ってみた。
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 無料で英語ガイド付内部見学ツアーもおこなっているそうだが、時間はないし、そもそも英語はわからないしで、中にあるみやげ物屋で公式フリーメイソングッズをちょぼちょぼ買うだけにして、急ぎ次へ。

 大英博物館。
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 ナショナルギャラリーは2回目とはいえ、ロンドンの3大ミュージアムを一日でなんて、ムリな話だ。一か所だけでも一日では足りないのに。
 閉館時間ギリギリまで粘り、それでも未練たらたらで、大英博物館を後にした。

 さて、この気分のままロンドン観光を終えてしまうのはあまりに悔しい。
 そこで、まったく信仰心はないのだが、せっかくだからと聖地巡礼。もう来ないかもしれないしね。
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 みうらじゅん先生よろしく、浮かれて横断している観光客を撮影している観光客を撮影してやろうかと思っていたが、さすがに日も暮れると地元住民しかいない。
 で、かわりに、m&m's WORLDにいた連中を。
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再会 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 なぜロンドンに来たか。理由はもうひとつあった。
 いつものやつ。
 目的と手段の混淆。
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 ユーロスターに乗りたかったの。
 そしてユーロスターといえばアレですよ。インポ1ですよ。ずーっとあのテーマ曲が頭の中で流れてましたよ、えぇ。
 ただ、海峡を含めてトンネルが多めの景色にすっかり眠ってしまって、あっという間に到着。

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 きたぜ、いま、みたびのパリ。
 時間がもったいないので、金曜日でナイター開催しているルーヴルへ、宿から直行。
 そしてモナ・リザやらは後まわしにして、前回出逢ったあの娘の元へ直行。
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 ナンシーたんかわいいよナンシーたん。
 やばいね。もう連れて帰りたくなっちゃうね。
 よーし、パリまで来いよ、アグネス。

 そして、昨日観たロンドン版のものの印象が薄れないうちに――
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 ――あとは適当にふらふらと。
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 なんだかんだで7時間歩き続け、さすがにヘトヘトになり、夜歩きせずに宿に直行。
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パリ、お買い物地獄 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 すべては職場の女子にみやげを買って帰ってキャーキャー言われたいがため。
 小汚い日本人おっさんひとり、パリのおしゃれファンシー雑貨店に突入してみた。
 が、しかし。
 そんな店が集まるというバスティーユ、マレ界隈をまわってみたのだが、どの店もまずベースの価格が高いうえ、たいしておしゃれでもなく。まぁ、わたしのおしゃれ感覚がおかしいだけなのたろうが、それでもグッとくるものはえてして法外な値がついていたりしたので、なんともいえず。
 けっきょく日中のほとんどの時間を費やしながらもたいした数を買うことなく、ポンピドゥセンターのみやげ物屋の品のほうが安くておしゃれだったので、そちらで多く買うという結果に。ああ、これなら美術館まわったほうがよかった。

 その後はいろんなパッサージュをそぞろ歩き。
 ここでもみやげを物色してまわったが、やはり、いいものはどれも高い。
 ああもういやんなっちゃうね、貧乏旅行。
 誰か10円くれ。

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パリ。最終ステージ。 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 まったくもう、金もなけりゃ、時間もない。
 パリ観光は本日が最終日となってしまった。
 ロンドンと同様、詰め込むだけ詰め込んでやる。

 まずは美術館が開いてない早めの時間に、宿の近くのサンマルタン運河を散歩。
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 これもパリでの大いなる目的でもある、ギュスターヴ・モロー美術館。
 いつのまにやら撮影自由になってたようなので、バッシャバシャと。
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 もう、何度来ても素晴らしい。住みたい。

 ギュスターヴ・モロー美術館とは反対に撮影禁止になってしまったオルセー、そしてまたまたルーヴルとまわってから、シテ島内のあれやこれや。
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 ノートルダムではちょうどミサが始まっていた。
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 じつは買っていた地下鉄の回数券が切れかかっており、この間の移動にはパリの貸自転車であるヴェリブを使っていたのだが、まあ、これが便利で。昨日も使っていれば時間の節約になったのに。
 ちなみに、ロンドンからずっと、歩き過ぎで脚の疲労性の痛みが引かずにいたのだが、自転車に乗った途端、筋肉が常態を思い出したのか、突然痛みが引いた。
 人体ってぇぇ、えええぇ、不思議ぃなものでぇすぅねぇぇ。
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 さて、パリで自転車といえば、もうアレですよ。
 シャンゼリゼを爆走ですよ。
 気分はまさにツール・ド・フランス最終ステージですよ、奥さん。
 コンコルド方面から凱旋門にむかっては登り基調だということを、あらためて体感した次第であります。

 で、恒例のーー
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 ここに来るたびにカメラが変わっているわけだが、いやしかし技術の進歩って素晴らしい。
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 というわけで、さらばパリ。また来ます。
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世界遺産建築地獄 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 さて、パリの次はーー

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 きたぜ、「バルセロ〜ナ〜」(これは、時期が時期だけに、バルセロナ五輪のテーマ曲の節回しでお願いします)。
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 スペインは2度目だが、バルセロナは初めて。
 “行ったことないから行ってみた”という以外、これといって目的があるわけではないのだが、マドリードで『ゲルニカ』に大いなる感銘を受けたこともあり、まあせっかくだからこちらのピカソ美術館もちゃんと観ておこうかと。
 ただ本日は月曜で主な美術館は休み、かつ、サグラダ・ファミリアへの入場に予想外の時間がかかってしまったため他をまわる余裕もなく、けっきょくサグラダ・ファミリアとカタルーニャ広場の間をふらふら、いったりきたり。
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おれvsモダンアート2014 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 きょうもいろいろ行きました。カタルーニャ美術館やらグエル公園やら。
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 そして、バルセロナでの主な目的であるピカソ美術館(これ、入り口。場所もわかりにくい)。
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 以前に日本に来たものを観て知ってはいたし、一般的にも広く知られた知識でもあるが、あらためて観てもやっぱりすごい。もうなにがすごいって、14、5歳で描いていたいわゆる“普通の”肖像画が、素人目に観てもわかるくらい普通のレベルをはるかに凌駕している。肖像画評でよく使われる「人物の性格まで描き出されている」が、できちゃってる。中坊が描ける絵じゃないよ、これ。
 で、後のあの作品群である。はたして理解できているのかと問われると、一言唸って首を傾げてしまうわけだが、“子供の頃のあの絵があって、これがある”という歴史には確かな説得力があり、なんとなくわかったような気もしてくる。

 一方、本日は他にも美術館に行っていてーー
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 ーーミロ美術館。

 ジョアン・ミロも、ピカソ同様『わけわかんない』が代名詞のような作家であるが、こちらはわたしの観てきたかぎり(そんなに数は観てないけども)、最初からずっと“ミロ”は“ミロ”で、ピカソのように“わかったような気になる”という勘違いもできない。終始一貫、わけわかんない。
 たまにその色彩感覚にハッとすることもあるが、おそらく中居正広や浜田雅功の絵を「これはミロ作品です」といわれたら納得してしまうだろう。
 ま、芸術に関して、ワケがわかるわからないという理屈を問うのは筋違いということは“わかっている”んだけども、はたしてそれでいいのかというと“わからない”し、こうしてことばをこねくりまわすことに意味はあるのかもわからない。
 こうなると、もう生きる意味もワカンナイ。
 あ、井上陽水の気分はなんとなくわかった。

 ということで、要するに、芸術はバクハツだ、と、そういうことで。
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