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おれvsモダンアート2014 [ヨーロッパ旅行2014~現地からこんにちは~]

 きょうもいろいろ行きました。カタルーニャ美術館やらグエル公園やら。
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 そして、バルセロナでの主な目的であるピカソ美術館(これ、入り口。場所もわかりにくい)。
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 以前に日本に来たものを観て知ってはいたし、一般的にも広く知られた知識でもあるが、あらためて観てもやっぱりすごい。もうなにがすごいって、14、5歳で描いていたいわゆる“普通の”肖像画が、素人目に観てもわかるくらい普通のレベルをはるかに凌駕している。肖像画評でよく使われる「人物の性格まで描き出されている」が、できちゃってる。中坊が描ける絵じゃないよ、これ。
 で、後のあの作品群である。はたして理解できているのかと問われると、一言唸って首を傾げてしまうわけだが、“子供の頃のあの絵があって、これがある”という歴史には確かな説得力があり、なんとなくわかったような気もしてくる。

 一方、本日は他にも美術館に行っていてーー
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 ーーミロ美術館。

 ジョアン・ミロも、ピカソ同様『わけわかんない』が代名詞のような作家であるが、こちらはわたしの観てきたかぎり(そんなに数は観てないけども)、最初からずっと“ミロ”は“ミロ”で、ピカソのように“わかったような気になる”という勘違いもできない。終始一貫、わけわかんない。
 たまにその色彩感覚にハッとすることもあるが、おそらく中居正広や浜田雅功の絵を「これはミロ作品です」といわれたら納得してしまうだろう。
 ま、芸術に関して、ワケがわかるわからないという理屈を問うのは筋違いということは“わかっている”んだけども、はたしてそれでいいのかというと“わからない”し、こうしてことばをこねくりまわすことに意味はあるのかもわからない。
 こうなると、もう生きる意味もワカンナイ。
 あ、井上陽水の気分はなんとなくわかった。

 ということで、要するに、芸術はバクハツだ、と、そういうことで。
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