焼け野が原

　昨年はロッテ糸満キャンプとドラクエウォーク土産ついでに気楽に立ち寄ったつもりだったのだが、今年は、“沖縄に来たからには行かなければならない”という勝手な義務感と使命感を背負って、平和祈念公園。

　もちろん自転車で。
　今回は午前出発だったのでバスで行ってもいいのだが、それだと時間の融通がきかないのと、なんとなくそれなりの苦労を伴ってたどり着きたいという思いが。
　まあ、電動アシスト付自転車だからそれほど苦労はしないのだか、かわりに強い日差しに焼かれてーーちなみに、この1年の間にそのシェアサイクルが新型に入れ替わっていて、那覇ー平和祈念公園往復で、バッテリー切れによる乗換えが不要になっていたーー。



　自転車でそれなりに苦労してたどり着いて、肉体的にはもちろんしんどいのだが、それ以上に精神的にしんどい。それは昨年も一緒だった。
　でもそういうものをぜんぶ飲み込んで、いま、生きている喜びを噛みしめることが、この場所を一度訪れ、知ってしまったわたしの、誰に背負わされたわけでもない義務なんだ、と。



　さて。
　いやまだ帰りませんよ。
　わたしはベイファンでも中日ファンでもロッテファンでもなく、たしか巨人ファンだったはずなので。たぶん。

　13:30。着いたらシート打撃中。

　あまり練習感がない。
　後に坂本、丸、長野のベテラン勢が打撃練習を始めたが、わたしは録り溜めたラジオを聴きながらぼんやり眺める。

　14:30にはメイン球場での練習が終了してしまい、ああ、終わっちゃったか、と。
　まあ、いいや。なんだか平和祈念公園いって、こっちはもうやり尽くした感がある。もう帰るか。
　奥武山公園駅へ向けてとぼとぼ歩いていたら、サブグラウンド。

　そう、これこれ。こういうのがみたくてキャンプ来てるのよ。





　2月なのにとんでもなく日焼けしてつらいので、もう帰ります。ありがとうございました。

長い間

　本日は読谷から。


　べつに中日ファンでもないのに恒例にしつつある。



　そう、きゅんがそこにいる限りはな！



　ブルペンにいっても、投球なんかみませんよ。


　しぐさもいちいちかわいい。

　投手陣がサブグラウンドでノックとあれば付いていく。



　かるく投げるだけだって流麗なフォームなのだわ！


　投手陣が引っ込んだのでもう用はないが、次のバスの時間までまだ余裕があるので、ま、野手でもみてやんよーー

　ーーう、宇佐見…。いや、G時代から好きな選手なんですよ。ま、いろいろあるけど応援してます。


　昨年も開催していたのでこの時期の恒例なのであろうコスモスフェスティバルを流して、次。
　昨日なにもみられなかった悔しさで、練習ではなく試合だとわかっていても来てみた。宜野湾。

　やはり海に面したロケーションはすばらしいので、たた球場に来たかったというのもある。

　相手もロッテだし。今年は石垣島に行ってないし、かわりといってはなんだけど。

　そして、ベイに移籍してもやはり当たる佐々木千隼。

　安田と対戦というのも。

　石垣島まで追いかけたドラ1三人揃い踏みに胸が熱くなる。べつにロッテファンてはないんだけども。

　最後までみるつもりでいたが、9回表で展開がぐだつき、もういいかな、と。ここでいちばん近い時間のバスに乗れば、もうひとつ、まだ間に合うかもしれない。


　間に合った。
　昨日と同じルートで浦添。ここも練習でなく試合だが、もうどうでもいいや。中日はさっき2軍をみてきたところだし(きゅんだけだけど)ちょうどいいや。


　昨日と比べたら、まだ少し達成感のある一日になったような気がする。

Go! Go! Heaven

　とりあえず、やるべきことをさっさと済ませておく。
　阪神2軍、具志川。


　これで残るは広島の東光寺と、楽天2軍の久米島と日向。さらに来年はロッテ2軍の都城が増える。道はまだ長い。楽天2軍がしんどいぜ。

　さて、具志川に来ただけで今回の目的は達成してしまった。もうしわけないけど、阪神2軍だとウエスタンだし、馴染みも思い入れもまったくなく、これで帰ってしまってもいいのだが、しかしそれもさすがにもったいないし、阪神球団へのリスペクトに欠けるかと、いったんブルペンを覗いてみたり。

　腹が出てしまっていても、肩幅、骨格、姿勢で、遠目でみてもあれは福原コーチだとわかる。あのころはもう少しまともに1軍の試合も観ていたのだね、わたしも。

　この選手との近さに2軍キャンプの醍醐味を感じながら、次へと向かうーー

　ーーといっても、この旅の目的は達成してしまったので、さてどうしたものか。
　せっかく奄美まで2軍をみにいったのだから、1軍もいっときましょうか。
　ベイスターズ、宜野湾へ。
　ただ、調べたらほとんどのメンバーは北谷へ練習試合にいってしまっているようで、午後は試合に出ないベテランや主力級が残って練習をするらしい。
　ああこっちにはむしろ好都合。試合じゃなく、練習をみたいんだ。それに土曜だけど多少は客も少ないでしょう。

　14時到着。練習すべて終わったってさ。
　なにやらサイン会が実施されるようだが、わたしはサインが欲しいわけではない。練習がみたいんだ。
　ま、いいや。次。まだぎりぎり練習をやっていそうなヤクルト、浦添へ。宜野湾からもそれほど遠くない。



　15時に到着したら、長岡が特打をしていて、これで本日の練習は終了だった。

　いやあ、なんだろう。
　昨日はただ船に乗っているだけの一日だったが、本日も同じくらいなにもしてないような気が。

恋しくて

　NPBキャンプ地完全制覇に向け、昨年からの新規、かつ難関である奄美をとりあえずつぶした。
　次は、これも昨年からの新規、安芸から移転の阪神2軍、具志川をつぶすべく沖縄本島へ。

　いやまあ、ふつう、飛行機使いますよ。奄美ー那覇線はちゃんと就航している。
　でもね、飛行機はLCCの運航はなく運賃高いしさ、いい経験にもなると思ってさ。

　フェリーですよ。13時間の旅。しかも夜行ではなく、早朝出航で日中まるまる使って。金を惜しんで時間と体力を浪費。

　はい、2等の雑魚寝ですよ。

　2年前の瀬戸内海のフェリーでは、さすがに瀬戸内海だけあってほとんど揺れがなく、かなり快適な船旅であったが、今回は相当な覚悟を持って挑んだ。しかも奄美地方、沖縄地方には波浪注意報が出ている始末。
　ああ、やっぱり飛行機にしとけばよかったとという後悔は先にたたず。もういい。あとは波にまかせるーー

　ーーとはいえ、午前中はたいした揺れもなく、なんだかなり快適な旅ではないか、と。フリーWIFIもあり、外海に出てもずっと回線は途切れることなく、なんなら瀬戸内海よりも快適で、むしろ拍子抜けだよーーなんて調子をぶっこいていたらーー

　午後になり、与論島の前後あたりからいよいよ波浪注意報どうりの波とうねりが出てきたようで、船は大きく揺れ始めた。
　わたしもみるみる調子が悪くなり、吐くまではいたらないものの、ただただ寝転がって録りだめていたラジオを聴いて過ごすしかなくなってきた。つらい。飛行機にすればよかった。

　ついに沖縄本島に入り、那覇の前に本部港に寄る。いっそここで下船して陸路で那覇に行ってしまいたいとも思ったがここまできたら意地だ。それに陸路といったってどうせバス移動だし、この状態でバスに乗ったってしんどさは変わらないだろう。

　で、さらに2時間耐えて、やっとこさ那覇に入港。


　日の入り前に出て、日の入り後に到着。
　文字どおり、“地に足がつく”ことの喜び。
　那覇ってこんなに遠かったのか、と。このまえのミュンヘンより遠いよ。時差は何時間だったかとすら考えてしまったもの。
　ええ、まあ、いい経験をしました。

サンサーラ

　ひきつづき奄美大島、名瀬運動公園。
　昨日も思ったが、とにかく陸上、それも長距離走系運動部の合宿を多く受け入れているようで。

　陸上界にとって奄美大島は、ラグビーにおける菅平みたいな場所なのかしら。

　そして本日こそ早めのスタート。

　昨日、奄美到着後、練習終了に近い時間にもかかわらず無理やりにでも球場にいったのは、天気予報だと15日の空模様は不安定とのとのことだったので、みられるうちにみといてやろうと思ったためなのだが、不安定だったのはどうやら早朝までだった。

　で、だ。
　奄美組のメンバーをみてだね、真っ先に目に入る名前があるわけですよ。それは森くんや宮崎よりも。

　そう、おれたちの大田泰示ですよ！

　やっぱりどうしたって人の目を引き付け、期待を抱かせてしまう存在なんですよ、大田泰示。





　大田が引っ込んだのでいったんブルペンを覗いて、また球場に戻るとバント練習の森くん！

　なんかもうれつにチャラチャラっとしちゃったけど、やっぱりかわいい。





　球場を離れ、室内練習場にいくと！　眼の前に大田泰示！　ド迫力！

　宜野湾じゃこうはいかないでしょう。ここ数年いってないからわからないけども。いやしかしほんとに奄美まで来てよかった。

　このあたりで前半の練習が一段落の様子。
　じつは奄美滞在は2日のみ。残された時間はあまりない。ならば。せっかく南の島へ来たのだし、それっぽい風景でも眺めにいくかと、ちょいと足を伸ばしーーって自転車でいくにはあまりにも過酷な山越えをしなければならなかったのだがーー大浜海浜公園へ。

　そして奄美海洋展示館。
　ウミガメ。ずっとみていられる。





　15時、また球場に戻って。

　森くんの打撃練習を最後まで見届け、球場をあとにした。

　さて、これで奄美とはお別れ。明日は那覇へむかうのだがーー

ワダツミの木

　どうにも窮屈な日程になってしまったが、長く険しいNPBキャンプ地完全制覇への道程で、今年も今年とて、この忌々しい日を旅先ですごす。
　で、昨年から新規追加（まったくなんて余計なことしてくれたんだ、とは思いませんよ。これで初めての土地に行くいいきっかけになったから）ベイ2軍が嘉手納から移転してきた奄美大島へーー

　ーー行くのに、なんでわたしは夜行バスに乗らなければならないのか。

　仕事の都合やら予算の都合やらで14日奄美インにしかできず、なおかつLCCの成田からの直行便が売り切れで、やむなく関空から行くことになったというだけなのだけども。
　ただ、バスを天王寺で降りて、スパワールドでひとっ風呂浴び、新今宮からラピートで関空というルートはなかなかにスマートじゃあありませんか、ねえ奥さんーーまあ、けっきょくバスではほとんど眠れず、いたずらに体力を消耗するだけだった。

　ラピートでも飛行機でも中途半端な寝方をしたせいで、また余計にヘロヘロになりながら、ついに奄美大島初上陸でございます。

　さすがに暖かい。が、どうやら東京も暖かかったようで、なんだよ、と。

　バスで名瀬までむかい、宿に荷物を預けで自転車を借り、さあ、バレンタインデイに特に好きでもない野球チームの、しかも2軍の練習を観るだけプレイだ。

　はい、やってきました、名瀬運動公園、奄美川商球場。
　はは、さすがに3時じゃなにもやってねえーーと思ってたら居残り組が出てきた。あぶねえ。


　そしてそこで守備練習をしているのはーーきゃー！　森くん！！　きゃー！！！

　バッティング練習組が帰ってもひとり残って守備練習を続ける森くん。おれへのバレンタインの贈り物なのだわ！　なんてかわいいの森くん！！


　終了まで見届けてから室内練習場へ行くと。

　近い。これはありがたい。室内練習場の見学スペースの目の前にマシンを置いて打撃をみせてくれるのは、わたしがみてきたなかではこれが初めて。

　選手はやりづらいかもしれないが、プロはみられてなんぼでしょう。
　カメラを構えた気持ち悪いおじさんを目の前にしても臆することなく練習を続けてくれた蓮選手には思い入れも湧く。支配下登録されることを願っております。

２０２３年散財の旅 ～第３８回スーパースター王座決定戦～

　いちおうね、川口オートのホームページを隅から隅までみたつもりでいたんだ。たぶんなかったと思いますよ。いや、見落としてたのかなぁ。

　入場制限の可能性について。

　とにかく見当たらないから、今年こそは制限なしだろうと、堂々と家でグズグズしてからチャリンコこいで川口オートに着いたのが１４：５０。

　１４：４５に入場制限がかかりましたとさ。

　もはや常連には言わずもがなのことだったのでしょう。
　あいかわらずスタンド改修中でそもそもの収容能力に限りがあるのは知っていたので、まあこっちの油断でもあります。年１回、ちんたらやってきて２、３レース買って帰るだけのニワカなのももうしわけない。

　はい、２年連続で近くのファミレスでネット投票、ネット観戦決定でございます。

　ちょうど１年前に使ったきりで放置していたオッズパークに急遽ログイン、入金ーーしようとしたら、それ用のネット口座に金がない。それで慌てて普段使いの口座からネット振込しようとしたが、いや待てよ、と。

　少しでも現地買いの気分を出そうと、コンビニのATMに手持ちの現金をぶち込んで入金し、それをせめてもの慰めにしてファミレスに向かった。

　で、生観戦だろうがネット投票だろうが、ハズレるときはハズレるし、当たるときは当たる。
　買い始めのシリーズ優勝戦、何も考えずに本命サイドの２連単裏表だけ買ったらまんまと当たりやがった。いやこんなもんですよ。ただ、この年末、最終日にして初めての当たりである。気分はもちろんいい。
　その勢いで王座決定戦。

　素人考えで決めていた１、２、３のオッズのあまりの低さに、荒尾を絡めるのはやめにした。
　もう潔く、１－２＝３、１－２・３にすべてを賭ける。

　まあなんにしろ、お願い、青山選手。そんなに遠くないファミレスから祈りを捧げる。

2023/12/31 レース結果 | 川口オート | レース情報 | AutoRace.JP

　そりゃまあ、今年はショウヘイの年でしたよ。
　でも最後の最後でシュウヘイ！　シュウヘイヘーイ！！

　祝福しに本場へ急ぎ戻る。

　鈴木圭一郎、黒川京介にも感謝したいが、とりあえず眼の前には表彰式中の青山選手しかいないので、彼に精一杯の拍手を送る。
　ありがとう。この年末の負けを取り返せたうえに、NPBキャンプめぐりできるくらいのお釣りまででたよ！

　とにかく青山周平選手はエラいです。１０円あげたい。


　競馬、競艇、競輪と３連敗で、いよいよわたし本来の姿に戻ったかと思った矢先の逆転。
　同じ黒字でも最後に勝ってのものは格別ですね。１番人気を信じ、覚悟を決めてぶち込んでの逆転というのもこの年末シリーズでは初めて。じつに清々しいーーが、ただ３年連続黒字（もちろん年末だけのはなしだけど）というのはやはり気持ち悪い。このわたしがそんないうまいことが続くはずはないのだ。たぶん来年こそは途切れるだろうと思うと、もうすでに陰々滅々としている。

２０２３年散財の旅 ～ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０２３＆第３８回スーパースター王座決定戦・前夜～

　どんなに楽しみにしているイベントが控えていようとギリギリまで家でグズグズしてしまうのは、ぬぐえない引きこもり体質ゆえ、単純に家から出たくないだけという自己分析ができているのにーーいやだからこそ堂々と家でグズグズして、立川にたどり着いたのは１０R、シリーズ決勝前。

　きんに君！
　三四郎のオールナイトニッポンでのきんに君に慣れ親しんでいると、このビジネスきんに君には苦笑いを禁じ得ない。

　で、なにもわからないまま１０Rを買ってみたものの当たり前のようにハズし、まあいいや、本番は次、グランプリだーーって、こっちだってよくわからないのだが、とりあえず前日予想どおり、

　１－９＝２＝４

　よろしく古性、脇本。

【結果】Ｓ級ＧＰ｜2023年12月30日(土) 立川競輪 11R｜

　むーん。かすりもしねえ。
　いやまあ３着眞杉がわずかにかすったともいえるが、他の単騎の深谷を無視している時点でもうダメ。
　脇本は見せ場はつくったのかもしれないが、そこはわたしも昔とった杵柄、最後までもたないのはバックの時点でわかる。
　それよりなにより、松浦に目もくれていなかったのだから、まったく目も当てられない。完全敗北ですね。

　インタビュー中、感極まってことばに詰まる姿に、こちとら彼の苦労などなにも知らないのに図々しくももらい泣き。
　とにかく松浦選手はエラいです。１０円くれ。それで明日のオートレース資金にする。

2023/12/31 出走表 | 川口オート | レース情報 | AutoRace.JP

　レース映像をみたって、それをどう参考にすりゃいいのかもわからないんだけども、とりあえず青山周平から買っておけばいいんでしょ。摩弥さんも順位戦だし。
　それで昨年はハズしたわけだが、今年は圧巻の９連勝中。オートはその時点での実力差がそのまま結果になるという印象を素人ながらも持っているので（昨年はもう少し拮抗していたんだろうと勝手に想像）、強固にアタマ固定で。
　あとは、２、４、５と着順をおとしているのが気持ち悪いが、どうしたって外しようがない鈴木と、一昨年２着に来て、次は買おうと誓った黒川で。これはもう買いやすい。

　３連単１－２＝３。２連単１－２、１－３。どっさりといきますよーーびびって荒尾を３着付で買ってるかもーー。

　いつものわたしに戻ってしっかり３連敗中だが、この期に及んで、４競技中いちばんわからないはずのオートなのになんだか当たる気しかしねぇぜ。

　まあとにかく青山選手。数少ないオート観戦中、ほぼすべてをあなたが勝っているわけです。わたしにとってオートレース＝森且行だったのが、いまや青山周平なわけです。勝ってくれなければ困ります。勝手なことをいって申し訳ありませんが、カネがないんです。よろしくお願いします。ほんとに。

２０２３年散財の旅 ～ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０２３・前夜～

　毎年思うことだが、いちばん好きな競艇が初戦、競馬はホープフルステークスのせいで最後感がなく、ブランクがより長い競輪、にわかのオートでファイナルというこの順番がまったくの逆になってくれればおれ得なのにな、とか。
　で、毎年同じことを書くが、昨年のグランプリ以来、知識の積み重ねがない競輪。

LIVE&投票｜KEIRIN.JP

　ああ、なんだか半分は昨年もみたねぇ。
　２年連続で古性、脇本にはお世話になっているので、今年もよろしく、と云いたいところだが、なに、脇本って故障明けで本調子じゃないってか。でも競輪祭は決勝乗ってるじゃないーーって惨敗ですね、これ。でもさらに１ヶ月経って取り戻してるのかどうか。
　ええ、わかりませんとも。

　じゃ、逃げるのは誰だ。
　徹底先行タイプは新山なんですか？
　でも立川で、こんなコマ切れで、逃げたかないでしょう。

　ああ、わかりませんね。わかりませんとも。

　とりあえず、前が逃げればそれでよし、ダメならダメでさっさと切り換えて自在に立ち回れるであろう古性なのか、けっきょく。
　佐藤も同様か。
　あとは単騎ですっぽりハマって眞杉とか。いやわからんけど。

　３連単１－９＝２＝４。気分で５も絡めてるかも。

　とにかく古性選手、お願いします。

２０２３年散財の旅 ～第６８回有馬記念＆第３８回賞金王決定戦～

　はい、中山。いつもの内馬場で。

2023年 有馬記念　JRA

　はい？　いやべつに競馬なんかみにきたわけじゃねえし。長澤まさみみにきただけだし。
　しかし、いつまでたってもユタカとルメールですね。皮肉でもなんでもなくほんとすごいと思います。
　そしてなにより勝ったドウデュースはえらいです。おめでとうございます。

　まあ競馬なんぞどうでもいいんだ。本番はこれからだ。

　同様にハズした友人とぼやき合い、長澤まさみの格の違いを称え合い、「あの観客の中に今年の凱旋門賞を生観戦した人間がどれだけいるというのか。その点を考慮すれば、馬券は負けたが総合的におれの勝ちだ」などと妄言を吐きながら八幡まで歩き、都営新宿線で船堀へ。
　マイホーム、江戸川。インターネット投票ができないジジイか、現金ぶっこみ至上主義のオトモダチばかりで落ち着くぜ。


　１０R前に到着したのだが、その順位戦と、次のシリーズ優勝戦ともに１号艇がとぶ展開に、さすがにもう続かないだろうと石野の絶対本命に自信がつき、展示。

　そしたらなんと、展示とはいえまた２号艇がピット離れで遅れた。どうなってんだおい。
　そしてインをうかがう茅原。ますます６号艇の２、３着流しも強気にいける。６アタマも買うけど、なんならそっちは金額減らしてもいいかも。

　前日予想どおりの買い目で、いざーー

　ーーなんと、本番でもピット離れで遅れる２号艇平本。
　その平本を外にしただけで進入５コースの前挺スローになりそうなところ、単騎ダッシュに切り替える茅原。いいじゃないか。わたし、そういうの好きよ。６アタマも買っておいたよかったーー

結果｜BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

　ーーよくなかった。

　ピット離れ遅れの挙げ句、転覆の平本。ほんと今節の２号艇はどうかしてた。
　茅原は平本に抑えられ、３着まで追い上げる足はあったはずだが１マーク事故でどうにもならなかったし、仮に逆転して１－３－６で来たとしてもトリガミだったし。もうしょうがないね。
　なんだか２号艇に翻弄され続けた決定戦だった。

　まあとにかく、勝った石野選手はえらいです。１０円くれ。

　さて、今年の年末シリーズは連敗スタートとなったわけだが、昨年、一昨年と柄にもなく当てまくっていたのが異常なだけで、ただ通常運転に戻っただけ。
　だめだ。次の競輪、オートレースもまったく当たる気がしねえ。