2023年フランスの旅・11 [地方遠征]
アルルをあとにして、次、南西部はどこに行こうかと。
これはもうあっさり決めた。
ツール・ド・フランスでほぼ毎年登場する、自転車ロードレースファンにはおなじみの街。さらには、自動車レースファンがモナコに行って、じゃあここにも行かないのはだめでしょうという、市街地コースとして知るひとぞ知る街。
はい、ポーでございます。
夕方到着し、駅を出るといきなりーー
コース徒歩一周は明日やるから、ここはとりあえず置いといて。
街の中心部は台地の上にあり、駅前とを結ぶケーブルカーが運行している。無料。ありがたいですね。
いったん宿に入り、少し休憩してから夜の街に出る。
ポー城。
日本人の感覚からすると、「ぽー」という音の響きから、なんとなく“かわいくて小さい村”をイメージしてしまうが(『ポーの一族』を読むとまた違ってしまうのだけど、ややこしいからいいや)、実際に来てみるとじゅうぶん近代的で、“村”ではなく、立派に“都市”であった。
なるほど、フランス国内では観光地として人気らしい。
ただそこは、都市は都市でもあくまで地方都市である。とにかく店が閉まるのが早い。カフェ、レストラン以外はまだ陽の暮れないうちに閉まりはじめ、ほとんどのスーパーも20時には閉まってしまい、わたしも危うく夜食を買いそびれてしまうところだった。まあしかしパリ以外はこんなものなのか。
またそのカフェ、レストランも、ポー城周辺のいわゆる旧市街と呼べる狭い地域に集中していて、そこを離れると閑散としている。
それでいて風情のある路地裏があるわけでもなく、べつに教会もライトアップされているわけでもなく、なかなか夜歩きに張り合いがない。
ただ、起伏があるぶんだけ趣きがある。
うん、ここは日中楽しむ街なのかな。
で、翌朝。
ポー城から。中はフランス語ガイドツアーでしか入ることができないようなのであきらめ、まわりをふらふら。
ああ、いかにもヨーロッパの城って感じがしますねえ。
さて、グランプリコースへむかう道すがら。ピレネーを望む。いやわかりやすい。
さあいよいよポー市街地コース一周といきましょうかーーとはいえ、わたしもレース中継を観たのはJスポで数回しかなく、コーナー名などあっても知らないので、画像だけでじゃんじゃんいきますよ。全長もモナコよりさらに短いので。
フェンスが設置されたままで、向こうは駐車場と公園になっているが、レース時はおそらくここがピットとパドックではないかと。
直線を超えて、駅前のコーナー。街が崖の上にあるのがわかりますね。まさに崖の上のポーですな! な!!
坂を駆け上がっていく。
しかし道幅が狭い。モナコもたいがいだが、ここもすごい。ここをF3とはいえフォーミュラカーが、1台づつのタイムトライアルでなく何十台かで一斉にレースをするのだからおそろしい。
ボーモン公園の周囲をぐるりとするのだが、それを抜けたあたりがいちばんやばい。レース時はフェンスが設置されるとはいえ、民家の目の前をフォーミュラカーが駆け抜けていくのだから狂っている。
ここを抜ければ最後の直線。
はい、おつかれさまでした。
で、そろそろ宿に荷物をとりに帰りましょうか、と思いながらふと黄色いオブジェが目に入る。崖の上からも見えていて気になっていたので近づいたらーー
さすがツール・ド・フランスの街。歴代優勝者と名場面を裏表にしたモニュメントだった。これはステキ。
まだ今年のぶんはない。
ポーは自動車レースと自転車レースの街。というかもはやJSportsの街ではないか、これ。
これはもうあっさり決めた。
ツール・ド・フランスでほぼ毎年登場する、自転車ロードレースファンにはおなじみの街。さらには、自動車レースファンがモナコに行って、じゃあここにも行かないのはだめでしょうという、市街地コースとして知るひとぞ知る街。
はい、ポーでございます。
夕方到着し、駅を出るといきなりーー
コース徒歩一周は明日やるから、ここはとりあえず置いといて。
街の中心部は台地の上にあり、駅前とを結ぶケーブルカーが運行している。無料。ありがたいですね。
いったん宿に入り、少し休憩してから夜の街に出る。
ポー城。
日本人の感覚からすると、「ぽー」という音の響きから、なんとなく“かわいくて小さい村”をイメージしてしまうが(『ポーの一族』を読むとまた違ってしまうのだけど、ややこしいからいいや)、実際に来てみるとじゅうぶん近代的で、“村”ではなく、立派に“都市”であった。
なるほど、フランス国内では観光地として人気らしい。
ただそこは、都市は都市でもあくまで地方都市である。とにかく店が閉まるのが早い。カフェ、レストラン以外はまだ陽の暮れないうちに閉まりはじめ、ほとんどのスーパーも20時には閉まってしまい、わたしも危うく夜食を買いそびれてしまうところだった。まあしかしパリ以外はこんなものなのか。
またそのカフェ、レストランも、ポー城周辺のいわゆる旧市街と呼べる狭い地域に集中していて、そこを離れると閑散としている。
それでいて風情のある路地裏があるわけでもなく、べつに教会もライトアップされているわけでもなく、なかなか夜歩きに張り合いがない。
ただ、起伏があるぶんだけ趣きがある。
うん、ここは日中楽しむ街なのかな。
で、翌朝。
ポー城から。中はフランス語ガイドツアーでしか入ることができないようなのであきらめ、まわりをふらふら。
ああ、いかにもヨーロッパの城って感じがしますねえ。
さて、グランプリコースへむかう道すがら。ピレネーを望む。いやわかりやすい。
さあいよいよポー市街地コース一周といきましょうかーーとはいえ、わたしもレース中継を観たのはJスポで数回しかなく、コーナー名などあっても知らないので、画像だけでじゃんじゃんいきますよ。全長もモナコよりさらに短いので。
フェンスが設置されたままで、向こうは駐車場と公園になっているが、レース時はおそらくここがピットとパドックではないかと。
直線を超えて、駅前のコーナー。街が崖の上にあるのがわかりますね。まさに崖の上のポーですな! な!!
坂を駆け上がっていく。
しかし道幅が狭い。モナコもたいがいだが、ここもすごい。ここをF3とはいえフォーミュラカーが、1台づつのタイムトライアルでなく何十台かで一斉にレースをするのだからおそろしい。
ボーモン公園の周囲をぐるりとするのだが、それを抜けたあたりがいちばんやばい。レース時はフェンスが設置されるとはいえ、民家の目の前をフォーミュラカーが駆け抜けていくのだから狂っている。
ここを抜ければ最後の直線。
はい、おつかれさまでした。
で、そろそろ宿に荷物をとりに帰りましょうか、と思いながらふと黄色いオブジェが目に入る。崖の上からも見えていて気になっていたので近づいたらーー
さすがツール・ド・フランスの街。歴代優勝者と名場面を裏表にしたモニュメントだった。これはステキ。
まだ今年のぶんはない。
ポーは自動車レースと自転車レースの街。というかもはやJSportsの街ではないか、これ。
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