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2023年フランスの旅・10 [地方遠征]

 凱旋門賞の10月1日から、8日のナントでのラグビー、アルゼンチン戦までどこでどう過ごすか。
 毎度パリに行くたび、もっと長く居たかったと後悔するので、できるだけここは長くしたい。とはいえ、せっかくだから他の街へもたくさん行きたい。モナコ行きを組み込むことはF1ファンとしては絶対条件なので、じゃじゃじゃじゃあ、南仏から南西部をたどって、西部のナントまで行き着こうか、と。
 すべて鉄道移動になるのでsmcfの公式サイトを睨みつつ、とりあえず南部、南西部、西部で1泊づつしようと。
 で、南部。ニースかモナコで泊まるのがいちばん手っ取り早い。コート・ダ・ジュールで逢いましょう。高橋由美子の歌声が聞こえてきますね!
 しかしコート・ダ・ジュールはいわずもがな、世界に名だたる高級リゾート地である。宿はとうぜん高額。airbnbもたくさんあるが、やはりどこも高い。
 じゃじゃじゃあ、少し離れてプロヴァンスはどうでしょう。もうこうなるとエクス。
 某藩士に選択肢はない。
 ただ、本編を観てもネットを検索しても、彼らが泊まったホテルがどこなのかがわからない。もしかしたら水どう版地球の歩き方に掲載されているのかもしれないが、あいにく持ってない。
 うーん、ここで決まりかと思ったが、あのホテルに泊まらなければ意味がないし。
 さてどうしたもんかと地図を眺めていたらーーあった。
 夜に滞在してこそ意味がある場所。
 このためにオルセーで目に焼き付けておいたんですよ。
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 アルルでございます。

 こっちは実物を観たことないけど。
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 はじめはテラス席に客が大勢いて撮影を躊躇し、ほかをまわって戻ってきたら閉店していた。
 こちらの方が実物に近いからいいといえばいい。しかし、橋の方もそうたが、近い構図を探ってもしっくりこない。星も見えないし。
 まあしかし、そりゃそうなんだ。作品は、ゴッホが見たかった理想であり、ゴッホに見えていた世界なのだから。ゴッホの目にはああいうふうに星が輝いていた。

 あれですね。『けいおん!』の最初の合宿の花火。あれは澪に見えていた花火なんですよ。
 それと同じですね。ね!

 あ、さて。
 あとはアルルの夜をふらふら。
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 なんだか、ゴッホを抜きにしても、この街を選んでよかったな、と。
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 とはいえ、翌朝もゴッホまつり開催。
 次の街への出発は昼12時なので時間はある。
 片道徒歩40分ほどかかるが、ちょうどいい散歩になるからと、あの跳ね橋へ。
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 ここはすでに護岸工事がされていて、そのままの景色は望めない。そもそも、橋、上がっちゃってるし、これ当時のままではなく復元されたものらしいので。

 街に戻る。どこもかしこも工事中。
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 まだちょいと時間があるので、サン・トロフィーム教会。奥は有料の回廊があるが、ごめんなさい、そこまでの時間はない。
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 ありがとう。いい街でした。
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