２０２０年散財の旅 ～第３５回スーパースター王座決定戦～

　はい、まぁ『JUNK 山里亮太の不毛な議論 presents 22ライブ』に行っておりましてね。ラジオ公開放送後、鉄道の始発までおじさん達が桃鉄をやっているのをみせられるというプレイ。
　ただわたしは自転車で行っていたので、すぐに帰ることができたのだが、まぁせっかくだし最後まで付き合おうと、朝５時まで。
　で、９０分かけて帰宅し、少しの仮眠をとってから、また９０分チャリンコをこいで、「はたしてここまでする必要があるのか？」と自問しながら、着いた２R発送直前の川口オート。
　入場制限先着５０００人ということで、もしやと思っていたが、無事入場。

　ほどなくして観客が５０００人に達し、多くのひとが入場できなかったそうで、わたしのような年１回しか車券購入しないニワカが１枠を使ってしまって、ガチオートファンにもうしわけない気持ちを持ちながら、せめてもの償いに３レースから挑む。
　が、そもそもオートレースがわからないのに、ましてや前半の一般戦なんぞ出場選手の誰ひとり知らない状況で、そりゃもちろん見事にはずしまくる。　
　ところがついに８R、ついに知った名が。青木治親って、元GPライダーのアオキハルチカでしょ？　いいよ、買うよ。とりあえず、試走タイムが良くてランク上位の選手と裏表で２連単を適当に勝ったらーー当たったよ。当たるときはこんなんで当たるのね。焼け石に水だけど。

　９Rは、それは自然の理のようにまたはずし、さぁ、１０R。森くん！
　でもねぇ。昨日、競輪の中継と並行してトライアル戦も観てたんだけどもね、昨日の今日でこれはちょっときびしいかねぇ。
　といって、森くんけって他を買ったところで、それも当たる気がしねぇ。
　じゃ、どうせははずすなら森くんを買ってはずした方がまだましではないのかーー買わないという選択肢はない。
　で、もちろんはずしたんだが。
　１１R、シリーズ優勝戦。いわずもがなですね。当たるわけないじゃん。なんもいえねぇ。

　まぁ、ここまではいい。
　わたしはこれのためにチャリンコ走らせて来たのだよ。
　スーパースター王座決定戦。

出走表｜ＳＳ王座決定戦12Ｒ｜川口オート｜ネットスタジアム｜オートレースオフィシャル

　とはいえ、素人のわたしに予想の判断材料は限られている。だから逆に迷いはない。
　青山、鈴木の２連単裏表、ガチガチ１、２番人気にひるまずがっつり。
　ただ、前日の最終トライアルの鈴木の負けっぷりに仕上がりは青山が上かな、とみた。３連単は青山をアタマに、１－４－２・３・５・６などを。

　６などを！
　マヤちゃん！
　決定戦乗ってきたねぇ。

　前日落車。試走タイムもひとり３０。いやきびしいねぇ。
　でも森くんの日本選手権みたいなことになってみなさいよ。
　歴史的瞬間のその場にいて、それで車券を持っていないという状況に、はたしてわたしは正常な精神を保っていられるだろうか。

　２連単、６－全、買いましたよ。まぁこれは観戦料、あるいは納税、寄付というつもりで。

　さぁさぁ、これが最後。とにかく青山選手、がんばってください。
　マヤちゃん、ほんとに勝ったら泣いちゃう。

レース結果｜ＳＳ王座決定戦12Ｒ｜川口オート｜ネットスタジアム｜オートレースオフィシャル

　マヤちゃん！　３着もあると思ったけど、それはいいとして。

　「たのむからそのまま！」と、この状況でなければ叫んでいたところですよ。
　抜きつ抜かれつはそれほどなかったけども、ちょっとしたことで大きく順位が変わりそうな接戦でしたね。
　そしておめでとう、ありがとう、青山選手。あなたがいちばんエラいです。当然だが、昨年より素直に祝福できます。きょうの負けを取り返したよ。１０円あげたい。


　まぁしかし、なんという１年だったでしょう。
　こうやってギャンブルができているだけで、わたしはかなり恵まれているとは思うけども。
　２０２１年は、例年どおり、日本ダービーを東京競馬場で、有馬記念を中山競馬場で観たいものです。

　ちなみに今年は、４競技のメインレースだけいえば、はずしたのは競輪だけで３勝１敗。収支も若干プラスという、わたしらしくない、ちょっとおそろしい結果になった。
　こういう特殊な年だったからーーというのは、うーんどうだろう、関連性がなんにも見いだせない。