2日目のこと・2 ~ミラノ観光~ [はじめてのイタリア~ひとりでぇできたぁ~]
ミラノに長居するつもりはなく、本日14:55分発、次の目的地であるヴェネツィア行きのユーロスターをすでに予約済み。
しかしたとえファッションやサッカーに興味がないわたしにしてみても、やはりミラノにもそれなりに見どころは多いわけで。
ここまできたのだ。みられるもんはみといてやろう。
ということで時間ももったいないので、『最後の晩餐』の見学は10:15からではあるが、朝8時にはホテルをチェックアウト。荷物をあずけて、さっさと観光にでかけた。
まずはミラノ中央駅の地下鉄駅へむかい、地下鉄・バス・トラムの1日乗車券を購入。
地図をみる限り、観光スポットは市の中心部に集中していて、どこも徒歩でまわれそうではあったが、あまり時間もないし、価格も3ユーロと安いので(1回券は1ユーロ)迷わずこれで。
ちなみにわたしは自動販売機で購入。イタリアの自販機は、“壊れている”、“釣銭が出ない”とよくいわれるが、今回は3ユーロぴったりもっていたおかげもあり、まったく問題なく購入できた。
で、むかった先は、ミラノの象徴、ドゥオモ。
まだ朝も早いので人もまばら。外装が工事中でちょいと残念。
とりあえず中に入ってぐるっと観て回り、
後、ドゥオモ周辺をぶらぶら。
ドゥオモ広場に隣接する、やけにきらびやかなエマヌエーレ2世ガッレリアへ。ま、小癪な感じがするので、あえていおう、単なる屋根つき商店街であると。
で、その商店街に立ち並ぶ小癪なブランドショップを、わたしという薄汚れた存在を侵入させることにより穢してやろうではないかと行ってみたら、時間も時間だけにどこも閉まっていた。ちっ、小癪な。
ちなみにこれは中心にあったマクドナルド。高級感にあふれているが、価格は同じ、中身も同じマクドナルドだった。
さて、次はドゥオモの屋根にでも登ってみるかと思ったら、ぶらぶらしているうちに時間も差し迫ってきていた。とりあえず後回しに。
わたしにとってはミラノ最大にして唯一の目的地、『最後の晩餐』のあるサンタ・マリア・グラツィエ教会へ移動する。
たいした距離でもないが、せっかく1日券もあるのでまた地下鉄乗車。カドルナ・トリエンナーレ駅まで行き、そこから徒歩。
ここで道を間違い、30分ほど彷徨ってしまったが、10時少し前になんとか到着。
急ぎチケットオフィスに入って、受付のおねーさんに予約書をみせ、しばし待つ。
・・・・・・。
コンピューターのキーボードをカタカタとしながら首をひねるおねーさん。
なんだか雲行きがあやしくなってきた。
同僚とどうしたもんかと話し合ったりした後、おねーさんは肩をすくめるようなポーズをみせ、説明してきた。
まぁとりあえず予約できてない、と。
どういう理由でそうなったのか、一応英語で説明してくれてはいるが、早口でよくわからない。それでも断片的にきき取ることができた単語から察するに、
チケットの引き換えに来るのが遅いとかなんとか。
事前にリコンファームをしてくれればとかかんとか。
到着の遅れ、あるいはリコンファームをしていなかったせいでキャンセル扱いになってしまったのか、最初から予約できてなかったのかはわからない。道に迷って到着を遅らせてしまったことを悔やむべきなのか、旅行代理店に怒りの矛先をむけるべきなのか、気持ちのやり場に困る。
しかし、不幸中の幸いというかなんというか。
「12:15~の見学に空きがでている。また6.5ユーロでチケットを買いなおしてもらうことになるが、どうする?」
とのこと。
受付にはハッキリと“SOLD OUT TODAY”と掲示してあり、きくところによると本来はキャンセル待ちも受け付けてないようではあるが、こういう場合はどうにかしてくれるということだろう。いや、どうにかしてくれないと困る。
なんだか釈然としないが、ヴェネツィア行きの列車にはじゅうぶん間に合う時間ではあるし、だいたいこのまま『最後の晩餐』を観ずにミラノを発つわけにもいかないだろう。
渋々料金を支払ってチケットを受取る。
で、空いた時間を後回しにしていた他の観光にあてる。
スフォルツェスコ城に行ってぶらぶらして、
またドゥオモに戻って屋根にのぼり、
ミラノの街を見下ろす。
で、
いよいよ、
ついに、
やっとこさ、
『最後の晩餐』の前にたどり着くこととなる。
はじめまして!
na-varmeerといいます。
私も年末年始の休暇を利用してイタリア旅行へ行ってきました。
そして、homerun さんとはちょっと状況は違うかもしれませんが、
私も「最後の晩餐」の予約が代理店を通じたにもかかわらず、
とれていないと言われて、焦ったことを思い出しました。
あと、アーケード内のマクドナルドはやっぱり、カフェコーナーもあって、デザート類が充実してましたが、やはり普通のマクドナルドでした(笑)
by (2007-03-21 23:43)
どうも、はじめまして。
まぁ次回に書くつもりでいますが、『最後の晩餐』は、観るまでに苦労したにもかかわらず、いざ目の前にしたら・・・。
イタリアのマクドナルドは、どこもカフェバーカウンターが別に設置されていましたね。
by homerun (2007-03-22 21:01)