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うすれゆく意識のなかで [きょうの敬遠]

 人生とはじつにつまらないもので、生きてたってつらいことばかり。そこに生きる希望やら意味を与えるのが宗教(民族宗教でなくて世界宗教の方ね)の役割だろうし、それを突き詰め「人生は本来つまらないものなんだからしょうがない」と開き直ることが仏教でいえば悟りへのひとつの道なのだろう。

 明石家さんまの名言「生きてるだけでまる儲け」。

 本心で言えて、生活に反映されてればこりゃ悟っちゃってる。わたしもこうありたいとは思うが、まぁ無理だわな。

 なぜ自分の人生がつまらないと思うのか。これは無論、自分の人生と他人の人生を比較してしまうからであり、比較するには当然比較対象であるところの他人の人生をまず知らなくては話にならない。完全自給自足の生活を送っているなら別だが、一般的な生活を送るとなればそれなりに他人や他人の集合体である社会と関わりをもつことが必要なわけだし、テレビをつけてれば勝手に目に耳に他人の人生は流れこんでくる。普通に生活してれば比較対象物には事欠かないわけだ。

 わたしは、たまにひとりになりたくて、ふらっと旅に出たり山に登ったり(大袈裟な登山じゃなくて高尾山とか鋸山とか手近な山ね)するのだが、ひとりになりたい、他人と関わりたくないと思うことは、自分と他人を比較して自分の矮小さを思い知らされたくないからということなのかなと。自分に自信のあるひとが引きこもりなるとは思えないし。

 なんてことを風邪ひいて朦朧としながら考えている。要するに、人生はつまらない=風邪でぶっ倒れていて特に楽しいことが起こらない、生きてたってつらいことばかり=体調が悪くてつらい、ってことなわけで。いやぁ、書くことなくてもどうにかなるもんだね。


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