SSブログ

2日目のこと・3 ~美術史美術館とカフェ・ゲルストナー~ [はじめての複数国周遊~ウィーン編~]

 造形美術アカデミーから歩いて数分。やってきたましたウィーン美術史美術館。

DSC00104.JPG

 入ってすぐ、どのガイドブックにも必ず載っている景色が目の前にひろがり、興奮しつつ――
DSC00106.JPG


 ――展示フロアに足を踏み入れていく。

DSC00103.JPG

 あまりにも有名な『バベルの塔』をはじめとするブリューゲルコレクションや、フェルメール『絵画芸術』など、見どころをあげればキリがないが、とくにわたしの印象に残ったのが、ルーベンスコレクション。なかでも『ヴィーナスの祝祭』は圧巻であった。
 ルーベンス独特の(バロック絵画独特のといったほうがいいのか)豊満――あるいはだらしないともいえる肉体を持った女性や天使達が、画面狭しと踊っている。それは“容姿の美しさ”というより“生命の美しさ”。むせかえるような、“いきもの”の息吹にあふれていた。

 “次はフランドル絵画制覇だな”

 旅程2日目にして早くも次の旅の計画を練りながら、展示をひととおり観終えた。時間は午後2時。
 そういえば朝食以来なにも口にしていない。いいかげん疲れた。
 ここまで来るのにあちこちフラフラしていたせいで、入館する前ですら、すでに若干の疲労と空腹感をおぼえていたほどだ。
 そこで館内のカフェ・ゲルストナーで休憩。

 30過ぎの男ひとり、ウィーンのカフェでタルトとメランジュ。

DSC00105.JPG

 べつに、味はどうということはないのだが、それよりもこの雰囲気である。


 あこがれのウィーンのカフェ。その一発目で、すごいものを味わってしまった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。