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2008年散財の旅 ~第53回 有馬記念・結果~ [舟・馬・自転車]

 で、まぁ、3連単を13-1からてきとうに流したり、馬単を13からそれなりに流したりしてレースに臨んだわけですよ。中山まで足を運んでね。



10R 第53回 有馬記念(GI)

 いやぁ、普通に予想したんじゃ当たるわけがない。出目とか“14”によっぽどの思い入れがあるとかでないと。
 熱狂的タツノリファンである友人が、巨人がリーグ優勝したというこんな年に8-8を買っていなかったことを悔やんでいたが、そんなことはどうでもいいではないか、親友よ。おれもハズした。こんなの当たらん。

 逃げるダイワを先行勢が早めに捉まえにいってつぶれるという展開は誰もが予想するところだが、そこでつっこんでくるのはドリームジャーニーのはずだったんだが・・・、いや、やっぱりそんなこともどうでもいい。
 そうやって先行勢がつぶれる中、逃げ粘るどころか、後続をちぎったダイワスカーレットはほんとうに強かったし、そういう強い馬が有馬記念を勝った。それだけでじつに気持ちがいいではないか。

 “8-8を買っていたら”とか“ドリームジャーニーが来ていたら”とか、そんな量子論的可能性の世界を想像したところでどうなるわけではない。いま生きている世界はこうなっている。なるようにしかならない。馬券が当たろうが当たるまいが、こうなったらどうでもいい。ダイワスカーレットが勝つべくして勝った。もう、これでいいのだ。

DSC00045.JPG
 
 これが昇級戦。単勝も36倍。実力からいえば、よっぽどのことがないかぎり勝てるわけはない。

 だがしかし、すばらしい馬名ではないか。

 世知辛い世の中。
 なにをやったってうまくいかない。
 この1年もいろいろありましたね。
 いいことも、わるいことも。
 でも、「これでいいのだ」と云ってしまえば、割り切ってしまえば、思い込んでしまえば、すべてがまるくおさまる。
 すべてを受け入れ、いいことは吸収し、わるいことは排泄し、そして気持ちよく新年を迎えることができる。

 たぶん勝てないだろうよ。
 もちろん、勝ったら勝ったでこんなにすばらしいことはないが、この際、勝ち負けはどうでもいい。最後の最後、こんな名前の馬がファイナルステークスに出てきて、そして馬券を買ったというだけで、この1年がまるくおさまるような気がする。

 とりあえず生きてて、こうしてギャンブルもできてよかったね、と。

 だからもう――赤塚不二男先生追悼の意も込めて――、

 「コレデイイノダ」

2008年5回阪神8日目12R 2008ファイナルステークス

 ま、やっぱりハズレたんだけども、そういう現実を全部ひっくるめて、これでいいのだ。

 これでいいんだけども――まだだ、まだ終わらんのよ。
 あしたは東京大賞典に加えて競輪グランプリまである
 そして金はない。だってハズレたんだもん。
 誰か、1000円くらいくれ。
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