２００８年散財の旅 ～第23回賞金王決定戦・結果～

12R　　賞金王決定戦

　前日の宣言どおり、１・２・４絡みを厚めに買ってたわけだが――

　――てへ、こっそり買ってたよ、１－４－６。
　松井が“１着以外はいらない”と考えているなら、捲りに失敗して惨敗というのもありえるかもと、直前になって買い目を追加していた。いや、あぶなかった。ま、ハナクソのような金額しか買ってないから、収支はどっこいどっこいだけども。

　井口は、松井にツケマイさせる隙も差し場も与えない完勝。こういうキレイな勝ち方を最後に観ることができて、なんだか清々しい。江戸川競艇場では、場外発売にもかかわらず拍手すら起こっていた。当たった人はとうぜんうれしい、ハズレた人も“これなら納得”という、じつに気持ちのいい賞金王決定戦だった――というのも、とりあえず当たったから云えるのかね。

　ちなみにシリーズ戦の方。

10R　　シリーズ優勝戦

　予想どおり倉谷が仕掛け、予想以上に同県・田中につっかかり、とんでもない深イン。普通ならこれでインは共倒れの展開だが、いやもう、こりゃ田中にひれ伏すしかない。
　倉谷のおかげで、スタートが各艇バラバラむちゃくちゃの中で、あれだけ深かった田中が、あっぱれ０１。決定戦常連の格の違いだろう。
　わたしは前日の宣言どおりの４＝５に加えて、やはり１頭からもちょっぴり買っていたのだが、３を無視していたためハズレ。せっかくのチャンスなのに４と５はスタート遅れすぎだろう、と文句もいいたくなるが、田中の勝ち方をリプレイでみていたら、もう口をつぐむしかない。はじめから１を中心に考えてなかった己が悪いのだ。

　というわけで、決定戦を当てているとはいえ、前述のとおり儲けは出てない。
　とうぜん金はない。
　誰か５００円くらいくれ。