たまには社会派 [きょうの敬遠]
大阪・寝屋川の事件。犯人の人物像が報道され始めてから、わたしはそのニュースに目を瞑っていた。「テレビゲーム」という言葉が出てきて、またか、とウンザリしている。で、なにかひとつ書いてやろうかと思っていたら、さすが大作家先生(これ蔑視してるわけじゃなく、ほんとうに尊敬の意味で)、いいたいことを全部いってくれている。以下、宮部みゆきの段を参照されたい(もし更新されていたら、バックナンバー192号参照で)。
http://www.osawa-office.co.jp/weekly/weekindex.html
加えて思うに、もし、何かの作品の暴力表現で猟奇事件が誘発されてしまったのなら、それはやはり、暴力による「痛み」「悲しみ」を伝えることができなかった作者が悪いし(でもいちばん悪いのは当然犯人です)、そんな駄作は規制されてしかるべきである。また、そんな思想性などハナからなく、ただ快楽のためだけの暴力シーンであったのならまったくの論外。「表現の自由」を享受する権利がそんなものに認められるべきではない。
なにがどう社会に影響するのか知れたものではない。このブログだって、世界中の誰からも読まれる可能性を得てしまっているわけで、あぁバカなことばかりいってられないなと、多少なりとも責任感をおぼえている次第である。
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