このまま死なねぇぞ

　あー、すいません。このタイトル二度目なんだけども、あきらかに今回のほうがさすらってる感が強いので、あえて。
　というわけで、まだ生きてました。
　これ、もちろん鳥取じゃないよ。サハラです。
　さすがに砂漠のほとりでは、携帯電話の通話はできてもiモードが使えなかった。

　来るところまで来ちゃったんで、もう死ねるってことにもなりそうなもんだが、まだだ、まだ死ねんよ。もう少しさすらいます。

ジャマ・エル・フナ広場

　で、この空白の２日間なにをしてたかというと。

　西サハラ、シェビ大砂丘から南モロッコを一気に西進し、ワルザザートで１泊。
　続いて北上。バスでアトラス山脈を越え、現在マラケシュにいるという次第でございます。ま、モロッコ旅行では当たり前のルートなんでしょう。

　さて、明日は(日本時間ではすでに)２月１４日。
　さぁ、なんの日なんだろうね。知らんね。こちとらイスラムの国にいるもんで。

旅の目的

　すべてはこの日のために、この日を中心に計画したのだ。格安航空会社にこの路線があるのを見つけたとき、小躍りしたもん。

　日本におけるこのくだらない風習に対する、わたしなりの精一杯の当て付けだったり、強がりだったり、負け惜しみだったりをここ数年示してきたわけだが、今年はそれなりの皮肉を込めつつ、シモにはしってやりましたよ。

　愛ってなんだい？

　というわけで、とつぜんジュネーブにいます。
　日本男児憧れの地、レマン湖でございます。

　マラケシュから直接レマン湖へ。どうですか、お客さん。
　あるいはモロッコにかけて、マラ消して、れマン湖――とか、まぁなんでもいいや。とにかくバカなんですよ。すいません。

　ちなみに、日本みたいな“○○湖”とか“一級河川　××川”みたいに“Ｌａｃ　Ｌｅｍａｎ”と、わかりやすく表示されてる看板が見つからなかったので、こんな感じで。

世界の車窓から

　きょうは、ジュネーヴからルツェルンまでの旅です。

　というわけで、旅の最後に憧れのスイス鉄道の旅でございます――そう、最後に。

　明日の飛行機で発ちます。
　はい、どうにか生きて帰れそうです。

　飛行機が落ちなければの話だがね。