古本まつり [きょうの敬遠]
文化の日ウィークは、毎年恒例、(古典的)文科系の祭典、神田古本まつりである。
このイベント。東京在住で古書店街に通い慣れてはいるものの、特に探している古書があるわけでもなく、ふと目について気に入った本を購入する、という程度のわたしのような中堅どころにはうってつけのイベントなのである。
この古本まつりでは、普段は店頭に出しても売れないような、倉庫に眠っている本を各書店が一斉放出してくる。そういう、一般人は見向きもしない本の山の中にこそ、「わたしのためだけに書かれたのでは」とすら思えるような本にめぐりあう可能性が高いのだ。
しかし。
毎年、“わたしのために書かれた本”が、わたしを導いているかのように、しぜんとその背表紙や装丁が目にとまっていたのだが、残念ながら今年は大きな収穫はなし。会場をくまなく歩き続けたものの、ついに本がわたしを呼ぶことはなかった。
ほかにも、大沢オフィスが店を出しており、京極夏彦のサイン本を買うつもりでいたが、既に売り切れ。
それでも、なんだかんだでいろいろ買ってしまっているのだが、それも買ったことで満足してしまい、読むことなくオレ文庫に死蔵されることだろう。
まぁこんな年もあるさ。
おー。
今年も来ましたか。
ワシも売場に隠しアイテムあるのだ。
ノンタンファン専用なのだ。ノンタンファンにしか見せない引き出し・・・謎
by SPY (2005-10-30 22:50)
ああ…、行きたかったです…。
今年はマイケル・ジャクソン的なものは無かったのですね。
by A (2005-10-31 01:17)
今年も来ましたよ。
“マイケルの奇跡”の再来はなかったね。まぁあれを越える本を見つけるのは至難のわざだ。
by homerun (2005-10-31 03:52)
毎年行ってるの? すごいね。
俺は2年連続ぐらい行ってやめた。疲れる。意外と値段が高い。人が多い。
でも、本好きとしてはあの独特のオーラがひどく香ばしいのよね〜。
俺も去年、一昨年の話だから同じ会場にいたんだね。
by コウスケ (2005-11-02 17:29)
そう、特別安いわけじゃないのよね。ただ数が大量に出るだけ。まぁあくまで“まつり”だから。雰囲気よ、雰囲気。
by homerun (2005-11-03 03:39)