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人生が二度あれば [TV観戦]

 以前、こういったことを書いたのだが。
 『H2』、やっぱりいい。すばらしい。フォームがどうのこうのいっていたのがバカらしくなってきた。そんなのどうでもいいや。青春っていいね。若いってすてきなことね。「もう比呂の応援はしない」だって。なんで? なんでこんなに涙があふれてくるの?
 最近とみに涙もろくなっているとはいえ、まさか『H2』で泣けるとは思ってなかった。若さへの憧憬、涙もろくなる。あぁおれも年をとったなと。
 わたしの実像、実年齢を知る人は「なにを生意気な」と思われるだろうし、やはりわたしなどまだまだあまちゃんではあるが、しかし、もうとりかえしのつかない状態にあるのは確かである。オトナにならなくちゃできないことはオトナになればできる。これ文字通り。しかし若くなくちゃできないことは、年をとったらできないわけで。
 『H2』で繰り広げられているドラマは、もうわたしには真似できない。所詮フィクションだし、現実にはありえないといわれるだろうが、しかし、若いころはあんな恥ずかしいことを平気でできるはずだし、皆してきたのではないか。身におぼえあるでしょ? それが若さってことなのではないかなと。もし青春真っ只中だったら、青春ドラマをみたところで感動をおぼえることはないはず。テレビで青春をみても、自分の現実が青春の中にある限り、どんなにうまく作られていてもフィクションはドラマに昇華されない。
 要するに『H2』をみて、みてる方が恥ずかしくなる、現実感がないと思うことは、すでに若くはない、青春の現役を終えているということの証明になってしまっているわけである。
 


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